5分でわかる!!子ねこ育て
猫とコミュニケーションをとろう!
コミュニケーションの意義
子猫の時期に人との信頼関係の基礎が築かれます。
生後2週~7週の間に人間との間にどれだけ信頼関係を築けたかが、その後に大きな影響を与えると言われています。
猫が好きになる人というのは、
- 食べ物をくれる人
- 遊んでくれる人
- 気持ち良くしてくれる人
- 安心させてくれる人
- 声の高い人(一般的に成人男性より女性の声を好む)
などです。
なお、猫は相手の人が自分を好きかどうか距離があっても見分けられる、とも言われています。
猫の世界では、目を見つめることは敵意を表しますので、目をじっと見つめ続けるのは不安にさせるので避けましょう。
でも、いたずらをしてそれが自分でも悪いと分かっているとき、こちらが怒って目を見つめると目をそらしてごまかすのはちょっと可愛かったりします。
子猫なら
膝に乗せたり、抱き抱えて頭から背中にかけて優しく撫でてあげます。
寝っころがりお腹を見せたら優しく撫でても良いですが、びっくりして嫌がる子もいるので、あくまでも子猫ペースで進みましょう。子猫のうちから触れ合う事に慣れるとスキンシップの好きな猫に育ちます。
あいさつ
まずはあいさつ。猫同士は鼻と鼻を近づけてあいさつします。
一緒に暮らしていると人間ともあいさつをしてくれます。
朝起きたり、外出から帰宅すると猫があいさつにやってきます。
指のニオイが嗅がせてあげることから始めましょう。これは猫同士の挨拶にも近いです。
猫は目よりも嗅覚による知覚が主ですので安心します。
スキンシップ・撫でる
猫は撫でられると、母猫に舐めてもらった事を思い出すので喜びます。
特に去勢をされたオス猫は子猫の気分を多く残しているので甘えてくる事も多くなります。しかしどんなねこもあまり長く続けすぎると喜ばないので、ほどほどが肝心です。
撫でてあげると猫が喜んで心理的距離が縮まるほか、全身の血液・リンパ液の循環、新陳代謝がよくなる、などの効果があります。
猫との基本的なスキンシップは、
- 頭のてっぺんを指で掻いてあげる
- 頭からしっぽまで手のひらで撫で下ろす
- あごの下を奥から手前に指で掻いてあげる
- 首から背中にかけて撫で下ろす
などなど。私も日々研究、実践中です。
なお、お腹はデリケートなので、それほど信頼関係がない最初のうちは、あまり撫でないほうが無難です。
その他注意事項としては
- お腹は強く押さない
- 耳の中には指を入れない
- 力加減は軽めから始める
などを心がけて猫のペースで行いましょう。