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知識ゼロからのねことの暮らし方 ねころん

5分でわかる!!子ねこ育て

子猫がおうちに来たらする事

まず、身体は暖かく、心は安心できる環境を作って、そっとしておいてあげましょう。
慣れない環境に来たばかりの子猫は不安と緊張でいっぱい、心細いのです。
可愛いからといって人間が構い過ぎたり、疲れさせるのはNGです。
先住猫がいる場合、部屋を分けて接触しないように。まだ引き合わせはしないで下さい。
食事やトイレの詳細は別コーナーを用意しますが、ここでも軽くご説明します。

温度

まずは室温に注意して下さい。子猫は寒さにも暑さに弱いからです。
そして、ケージまたはお手製段ボールハウス内に簡易湯たんぽ(お湯を冷ましていれたペットボトル、タオルにくるんだ使い捨てカイロ、など)を入れてあげます。
温度は40〜45度位が目安。子猫が温度調節しやすいように隅に置くようにします。
その後トイレ(子ねこが乗り越えられる高さの小箱にねこ用砂を入れる)、寝床になるタオルや毛布を入れて、出入り口をつくり、自由に出入りできるようにします。
夜は段ボールハウスのふた、出入り口を閉めて(空気は十分通るように!)暗く静かに、かつ暖かな状態をキープして下さい。
猫は嗅覚に頼る生き物なので、譲渡された場合は前の環境でつかっていたタオルなど、においのついているものをハウスに入れてあげると、子ねこは安心します。

食事

ごはんの時だけはケージやハウスから出し、哺乳瓶か食器を用意します。
与えるものは子猫専用粉ミルク。
時期がすすめば離乳食を粉ミルクでといてかゆ状にしてあげます。
基本は4時間おきに食事。1日4~5回が理想とされています。
水を食器から飲める様になる1ヶ月半以降までは、エサで水分を同時に取らせます。
ミルクやウェットの離乳食を食べている時はお水はほぼ飲みません。
水分がほとんど含まれないドライフードを食べ始めると自然にお水を飲む様になって来ます。
生後3週間までの子猫の場合、ミルクを飲ませる事になるので哺乳瓶が必須です。
この時哺乳瓶の先の乳首部分を大きくカットしすぎると、ミルクが出すぎて誤嚥してしまう可能性もありますので、説明書に従い、小さめに開けて様子を見ましょう。
子猫は凄い勢いで吸い付いてきますが、注意深く飲ませます。
欲しがるだけ与えてかまいませんが、お腹がパンパンになりすぎていたら止めて下さい。

トイレ

猫は生後3週間前後は母ねこが肛門を舐めてあげ、その刺激で排泄します。
この刺激がないと子猫は上手く排泄出来ず、命に関わる事もあります。
3週間未満の子猫ならミルクの後、あおむけにし、肛門をぬるま湯で湿らせた綿棒で軽くつついてあげると、おしっこがじわっと出てきます。終わったらきれいに拭いてあげます。
自力で続きが出来るようなら途中でトイレに置いてあげてもOKです。
おしっこは毎食後出て欲しいところ。うんちはミルクしか飲んでいない場合は1〜2日置き位が目安。
出ない場合、ミルクを溶く際の水分を少し増やしてみましょう。
うんちが4日以上出ない場合、念のため動物病院に連れて行って下さい。
この時期の子猫はデリケートなので、早め早めの行動が肝心です。
また、生後1カ月を過ぎればトイレトレーニングも始められますので、
トイレに自分のおしっこのにおいのついた砂などをあらかじめ入れておくと、早くトイレを覚えます。

睡眠

子猫は寝るのが仕事ですから1日20時間位寝る子もいます。
猫語源は、よく寝るから子だから「寝子」=「ねこ」から来ているといった話もある位です(諸説あります)
可愛いからといって構い過ぎたりして疲れさせない様に注意しましょう。

遊び

好奇心が不安を上回ると探検をはじめます。ハウスの横に扉の穴を開け、好きに出入りさせてあげます。
活発に出入りするようになったらおもちゃなどで遊んであげると信頼関係を築けます。
猫のおもちゃは棒にひもの付いた物、ひもの先におもちゃが付いた物が間違いなく大喜びです。
狩りの獲物をイメージして目の前を左右に動かしてあげると、猫は飛びつき良く遊びます。

もっと詳しく知りたい 猫の身体のこと


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