5分でわかる!!子ねこ育て
先住猫と引き合わせ
今いる猫の他に更に別の猫を迎え入れる時は、先住猫に十分な配慮が必要です。
猫は気難しいところがあるので、最初が肝心です。
まず、最初に新入り猫と先住猫の部屋は別にします。
“元野良”だった子はノミや病気を持っている可能性がある為です。
まずは動物病院へ行き、健康診断を受け、何か病気やケガがあった時は治療が完全に終わるまではご対面出来ません。
健康な場合でもノミ・寄生虫の駆虫が終わるまでは隔離生活です。
準備が整い、体調も良くなったらいよいよ引き合わせの時。
まず、いきなり会わせず猫達に心の準備をしてもらいましょう。
具体的には、
においだけ嗅がせる→声を聞かせる→キャリーに入れて会わせる→キャリーには入れずに遠くから姿を見せる→近くで少しの間会わせる
といったプロセスを数日から数週間かけて徐々に進めます。
そして、徐々に引き合わせる時間を延ばしていきます。
相性にもよるのですが、あせらずじっくり時間をかけた方が安心です。
私が心がけているのは、
- 警戒心を好奇心が上回るまで待つ
- 2歳以上ならさらに時間を取る
- 先住猫もビビッている
- 新参猫ばかり可愛がらない(先住猫が嫉妬する)
- 部屋を別に出来ないならゲージが必須
- 金曜夜→土曜、日曜と時間が取れるお休みの時は付っきりで目を離さない
- どうしても合わないなら、新入り猫の為、先住猫の為、そして一緒に暮らす人間の為
同居をあきらめるという選択をしなければならない事も頭に入れておく(猫は本当に気が合わないと血を見るケンカをしますので・・・)
我が家も今まで何回もこのご対面、引き合わせをして来ていますが、ほとんどの場合、新入りの子猫は先住猫にさほど動じず、子猫ゆえに適応能力が柔軟なので、先住猫さえ受け入れ態勢が出来てくれればほぼ大丈夫なはずです。
先住猫フォローが出来るのは一緒に暮らす人間の役目です。
そのポイントをどうぞお忘れなく。