5分でわかる!!子ねこ育て
猫との出会い方はいろいろ!ねこ生活アドバイザーが解説
このページを見て頂いている方は、
- これから猫と暮らしてみたいな…と思っている方
- すでに猫と暮らし、もっと暮らしを充実させたいな…と考えている方
なのではないでしょうか。
ねころんでは初めての猫との出会い、もしくは2匹目、3匹目との出会いについて、様々な出会いの場面・方法を考えています。
環境省が平成26年度に公表した猫の殺処分数は約8万匹。(その内の約6割が子猫)
ここ数年の猫ブームの大きなメリットの一つとして1年に殺処分される数が下降傾向になってきています。
でもここに記載した数字の通り、平成26年度は約8万匹の猫が殺処分されている事も事実であり、まだまだ救える命はあるはず…と想いを募らせる日々を送っています。
ねころんはこのサイトを立ち上げた7年前から保護施設を出会いの場とする譲渡を皆さんに呼びかけて来ました。
近年では様々なスタイルの保護活動や保護施設が増え、以前よりも新しい家族を待っている猫達に実際に出会える機会が増えて来ています。
ここでは猫との出会い方についてお伝えします。
保護施設から引き取る
昔は保健所=保護施設のようなイメージでしたが、現在は、保護施設と言っても様々なスタイルがあり、たくさんの方々が日々猫達の為に活動をして下さっています。
各自治体の動物愛護センター、地域の保護ボランティア、一部の特定の猫カフェ(里親募集譲渡可能)などがあります。定期的に譲渡会が開催され、出会いの場もたくさんありますので、気になったらまずは問合せを
してみましょう。
動物病院での募集
動物病院に行った事がある方なら、目にした事があると思いますが、動物病院内には里親募集の子猫の写真入りのチラシがよく貼り出されています。病院自体で保護している場合もあれば、保護して下さってるお家を紹介してもらえる場合もあります。特に春先には子猫が生まれるシーズンなので、新しい出会いがあるかもしれません。
興味がある場合は動物病院に行ってみましょう。
友人・知人からの譲渡
友人や知人やその紹介で子猫を譲り受けるのも、アドバイスやフォローが期待できおすすめです。かくいう我が家も子猫を保護する前から子猫を引き取って頂ける里親候補さんを常に探しているので、突然子猫保護した場合でも里親候補さんとのマッチング(子猫と人とのお見合い)お渡しする準備を始めます。
生後2ヵ月頃までは心身ともに健康な子猫の為に母猫や兄弟猫と過ごす事が望ましく、特に母乳は免疫力を高める上で大変重要です。また兄弟猫同士、じゃれあったり喧嘩したりするなかで、力の加減を覚えていきます。
譲渡のタイミングは生後2ヶ月以降です。
野良の子猫、捨て子猫を保護する
もし、弱った子猫、捨て子猫を見つけたら、今、その場で保護してあげて下さい。
あとで出直したらもういない事がほとんど。手遅れにならないよう、即行動が鉄則です。
保護したらまず病院につれて行きます。
健康状態のチェック。ノミ、寄生虫駆虫は必須です。
すぐには病院にいけない場合の次の項目をチェックして下さい。
- 目 開いているか、目やに、充血が多くないか、瞳が澄んでいるか
- 耳 耳の中がキレイか、耳アカがないか、耳の中からニオイがしなか
- 鼻 鼻水は出ていないか、鼻が湿っているか(寝起きは一時的に乾いている)
- 口 口臭の有無、歯ぐきがピンクか
- 身体 抱っこした時に見た目よりも重さ感じるか(子猫はとても軽いのでなかなか判断が難しいですが…)ガリガリに痩せていないか
- 毛 つやがあるか、パサパサでないか、かゆがっていないか(皮膚疾患)
- 尻 肛門周りがきれいになっているか
- 全体 骨格、歩き方がしっかりしているか、しっぽが動くか
上記全てOKの場合でも、出来るだけ早く病院に連れて行ってあげて下さい。
ペットショップで買う
純血種・血統書を重要視するならば、ペットショップも出会い方の選択肢のひとつです。
ただ、容姿や性格は、純血・MIX(雑種)の間で大きな優劣はありません。
むしろMIX(雑種)は病気に強く健康に育ちやすいといわれています。
さいごに
ねころんとしては、極力保護施設や動物病院での里親募集を出会いの場として利用して頂き、小さな命に優しい救いの手を差し伸べて頂き、子猫の新しい家族になってほしいと願っています。