ねころんブログ
猫がパニックに、そんな時はどうするの?
猫も人もHappyに、暮らし方のヒント: 2019/08/23
こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。
今日は猫が急に何かに驚いた時の対処の仕方をお話しします。
皆さんも過去に経験されていませんか?
お家の猫さんが何かをきっかけにパニックになってしまった…
その要因は様々だと思います。
私も過去に経験が何度もあります。
そんな時はとにかく、人間側は
慌てず、焦らず、騒がず、が鉄則です。
我が家ではこんな時に猫達の様子に変化が起き、
時にパニックにつながります。
・病院通院時に入れるキャリーを出した時
・知らない人の出入り(来客や室内作業業者など)
・激しい雷雨や花火
色々な事が引き金になり、パニックは起きます。
猫は元々用心深く、自分の安全な縄張りを持って暮らしています。
その安全が脅かされそうになった時にパニックは起きやすくなります。
個体差、性格差によってもパニックになりやすい猫、
なりにくい猫はいますが、元々怖がりだったり、大きな物音が
苦手、野良猫出身で人慣れがあまり出来ていない猫は、
パニックになりやすい傾向にあります。
では、もしお家の猫さんが何らかの原因でパニックを起こしてしまったら…
そんな時は安易に触ろうとしたり、ましてや抱きかかえて
落ち着かせようとするのは逆効果です。
その瞬間は猫の本能全開、攻撃力も上がっています。
軽い気持ちで触れると思わぬケガをしたり、さらにパニックを
大きくしてしまうことにもなってしまいます。
パニックが起きたら、まずは猫に落ち着いてもらう事が最優先なので、
猫には触れずに様子を見ましょう。
そして、明らかに原因がわかる場合はその原因は取り除く、
例えば、キャリーをしまう、来客のいる部屋を閉めて
猫から隔離する、などです。
猫も非常事態が起これば、自分にとって安全な場所に
逃げ込みます。
ベッドの下、押入れの中、棚の上、等々。
逃げ込んだら、しばらくはそこから出てこないので、
無理やり出すことは考えず、猫が自分で出て来るまで
猫のペースで見守る事が大切です。
その時に、優しく名前を呼んであげたり、
「大丈夫だよ、安全だよ」などと声かけしてあげるのも良いですね。
聞き慣れた声の優しい抑揚を猫はちゃんと聞きわけていますから。
そして、お家の猫さんがどんな事に恐怖を感じたり、
パニックを起こすほど苦手なのか、しっかりは握しておきましょう。
理由がわかれば、人間側も落ちついて対処が出来ます。
我が家の猫達は比較的キャリーが苦手な子多いので、
キャリーを普段からリビングに置き、慣れてもらうことにしました。
そうすることで、前ほどキャリーに対して恐怖感や拒否感が無くなり、
通院時に四苦八苦しながらキャリーに入ることが
ほとんどなくなりました。
キャリーを見ただけで逃げてしまう猫さんには
この、普段からキャリー出しておく作戦はとても有効です。
また来客などに慣れてもらうには子猫時にたくさんの
人間にあったりすることが有効です。
ただ、成猫になってから来た猫さんなどはなかなか
家族以外に人を受け入れるのに時間がかかることが多いですよね。
それでも、少しずつでも来客が来るという経験値が増えてくれば、
見知らぬ人への免疫が出来て来ることが多いと感じます。
我が家も年上の猫ほど、来客時にあまり抵抗なく
お客さまの前に姿をあわします。
また、子猫時にたくさんの人に触れ合ってもらった
末っ子猫2匹は、宅配便の人も平気ですし、
病院に行っても、獣医さんはもちろん看護師さんとも
仲良しです。
猫も人間同様で十人十色ならぬ十猫十色。
パニックが起きてしまった時は、
お家の猫さんの性格や気質を考えながら、対応して行きましょう。
日々の猫との暮らしで、お悩みや気になる事がありましたら、
いつでもご相談お受けします。
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