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子猫期のフードの選び方

猫と暮すノウハウ: 2020/03/19

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

最近、メールで子猫の離乳食についてご質問をお受けしたので、

今日は子猫期のフードの選び方のお話。

 

これから初夏にかけて子猫が生まれるシーズンです。

母猫とはぐれた子に出会い、保護した時に、

ミルクをあげたら良いのか、どんなごはんを

あげたら良いのか、何を目安にしたら良いのか

急なことだと困ってしまいますよね。

 

そんな時の目安になるポイントをお伝えします。

 

子猫のフードの考え方

週齢、月齢と合わせて確認してみましょう。

 

生後4週齢くらいまではミルクが基本

 乳歯が生えていないと固形物は食べられません。

 この時期はミルクを与えて栄養をしっかりとる時期です。

 

必ず子猫用のミルクを用意

 ほとんどの猫が牛乳の乳糖を分解できないので、

 牛乳を与えるとお腹を壊してしまいます。

 

生後4〜8週齢ミルクから離乳食への切替え

 乳歯が生え始めて、体重が400g前後くらいになってきたら、

 ミルクから徐々に離乳食に切り替えましょう。

 

離乳食

 離乳食は、缶詰やパウチタイプの子猫用離乳食、または
 
 子猫用ドライフードをミルクでふやかしたものなどを用意しましょう。

 最初は上手に食べられない子も多いので、一気に切り替えず、

 少しずつ子猫のペースに合わせて進めて行って下さい。

 

栄養素がバランス良く含まれた総合栄養食を用意

 パッケージをよく確認して総合栄養食と表示があるものを

 選んで下さい。一般食という表示があるものはおやつと考えて下さい。

 

生後9週齢〜子猫用キャットフード

 乳歯が生えそろったら、離乳食から子猫用のキャットフードに切り替えです。

 この時に一緒にお水を用意することを忘れずに。

 ミルクや離乳食は水分が多めに含まれていますが、
 
 ドライフードを中心に食べるようになると水分補給が必要になります。

 

食べ飽きがないように数種類用意

 ちょっとした体調の変化や気分で昨日まで食べていたごはんを

 急に食べなくなることは珍しくありません。

 そんな時に慌てないためにも複数のフードを準備しておきましょう。

 

キャットフードの特徴

それから、これはキャットフード全般に言える、特徴です。

 

ドライフード
  • 総合栄養食のものが多い
  • 留守中の置きエサができる
  • 経済的
  • 歯石、歯垢予防になる

 

ウェットフード

・水分含有量が多い

・柔らかいのでどの年齢の子も食べやすい

・ドライよりもフード自体の香りが立つので食欲を刺激できる

 

小さいころからウェットもドライも食べられるようにしておくことも

とても大切です。

なぜなら、偏食にならず、将来病気などで療法食を食べることに

なった時に、ウェットもドライも抵抗なく食べてくれるからです。

 

さいごに

お家の猫さんの嗜好や健康状態、各家庭の生活環境などに

合わせて、立派な成猫に成長出来るよう

フード選びをしっかり行って下さい。

 

子猫を保護してお困りの時やフードについてお悩みがありましたら、

いつでもでもねころんにご相談下さい。


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