ねころんブログ
猫の食が細いのはなぜ?ご家庭でサポートできるフードの工夫などもご紹介!
猫と暮すノウハウ: 2020/04/10
こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。
今日は食が細い猫さん、特に高齢猫の
フードの工夫のお話です。
室内生活をしていると食べすぎ傾向の猫さんの方が
圧倒的に多いのですよね(笑)
我が家もよく食べる子がほとんど。
ですが、中には食の細い子もいます。
ご家庭の猫さんの食が細いなと思ったら、ぜひ最後までご覧ください。
猫の食が細い理由
猫の食が細い理由は、
元々食が細い、何かの病気が原因で食べる量が減ってしまった、高齢期に入り食欲が落ちてきてしまっている、など、
子によって様々です。
食が細くても、適正体重に近いならそう心配もいりません。
ですが、数ヶ月で明らかに体重の減りが大きかったり、
急に食べる量が減った時は要注意です。
病気が原因で食べる量が減っている可能性もありますし、
口の中に何か変化が起きて食べにくくなっていることも。
病院での検査や診察をして、健康状態をチェックしましょう。
また、猫も人間同様、高齢期に入ってくると自然にフードの
食べる量が減っていきます。
猫にとって食事は生活の中の大きな楽しみの一つ。
高齢になっても、その食事がきちんと出来るように
サポートしてあげたいですよね。
猫のフードを工夫しよう
自力で食べる力は生きる力です。
栄養面を考えれば、強制給餌という選択肢もありますが、
自力で食事が出来て、トイレの普通に行けて、ゆっくりでも
室内を自由に歩き回れるうちはやっぱり自分の力で食べて欲しい。
なので、その部分を維持するために必要なのがフードの工夫です。
我が家も今まさに、その状況です。
最年長のまつちよは只今17歳。
元々食が細い子でしたが、ここ1年ほどは更に食事量が減っています。
少しでも食べる楽しみを維持するため、
私が実践していることは次の事です。
療法食に頼りすぎない
療法食以外で好むフードがあるならそれも合わせて取り入れる。
その際にはかかりつけの獣医さんに相談してフードの確認をしてみましょう。
我が家の場合は療法食+まつちよの好むフードを食べさせてOKと言われています。
食事の回数を増やす
一度に食べる量が減って来ているなら、回数を増やしてカバーします。
色々なフードを用意して試す
昨日まで食べていたフードに見向きもしなくなるというのは、
猫あるあるです。
そんなことがおきても慌てないよう、色々なフードを用意しておきましょう。
温度や質感の工夫
ウェットは少し温めるとニオイも立ち、食欲を刺激します。
ドライフードをふやかしてみたり、目新しいものに
良い反応を示すこともあります。
飼い主ができること
思うように食べてくれないと心配になることが多いですが、
そんな時は慌てずに出来ることをしていきましょう。
キャットフードも今は新商品がどんどん出ています。
人気のちゅーるやその類似品もたくさん。
その中には総合栄養食や腎臓や毛玉ケア、
グレインフリー商品も出ています。
コミュニケーションを取りながら食べてもらえる、
このちゅーるタイプのフード、食欲アップのために
うまく活用していくのも良い方法だと思います。
まとめ
猫の食が細くなったなと思ったら、
総合栄養食を中心に、時にはおやつなども取り入れて
食べたい、美味しい、食事が楽しみとなるような工夫をしていきましょう。
高齢猫との暮らし、フードの選び方、体調管理ついてお悩みがありましたら、
いつでもでもねころんにご相談下さい。