ねころんブログ
1年に1度はキャリーバッグの点検を
猫と暮すノウハウ: 2022/02/17
今日はキャリーバッグのお話。
皆さんは普段猫さんを病院に連れて行く時に
どんなキャリーバッグを使っていますか?
プラスチック製、布製、猫専用などキャリーバッグもたくさんの
種類がありますよね。
また、デザインも手持ちタイプ、リュックタイプ、
斜めがけタイプと様々。
我が家はプラスチック製(ハードタイプ)がメインでサブとして布製、
と2種類のキャリーバッグを使い分けています。
購入する時もどれにしたら良いのか、何を決め手にすれば良いのか、
悩みどころです。
そこで、キャリーバッグの選びかたをお伝えします。
ポイントをあげてみました。
・作りが頑丈であること
ほとんどの場合、猫はキャリーバッグに入るのを嫌がるので、
出し入れ時や、運搬中に万が一、中で暴れても大丈夫なもの。
・汚れがつきにくく、お手入れしやすいこと
病院に行く途中、キャリーバッグの中で粗相や嘔吐などの
可能性もあります。なのでお手入れが簡単なものだと助かります。
・持ちやすい、運びやすいもの
車やタクシーで運搬できればあまり問題ないですが、徒歩や自転車などで
移動の時は持ち運びのしやすさもポイントになります。
最近では斜めがけやリュックタイプでもハードタイプが出ています。
また、よく犬のキャリーバッグでは全面が覆われていないデザインや、
天面が開いていたり、スリングタイプのものがありますが、
そういうキャリーバッグは猫には不向きです。
普段おとなしい猫でも、一歩家を出たら縄張り外になります。
猫は縄張りを大事にする動物ですから、縄狩りの外に出ることは
猫にとってストレス以外の何物でもありません。
大きな物音や、知らないニオイに反応して、キャリーバッグから
飛び出すことも考えられます。
飛び出し防止、脱走防止の面からも猫のキャリーバッグは
開閉口がきちんと閉まり、ロックがかかるものが理想です。
私の経験上、布製のキャリーバッグはバッグ自体が
柔らかいので、猫をバッグインする時にとても手間取る印象です。
バッグに入れようとすると猫は渾身の力を込めて
抵抗しますし、身体が柔らかいので、とてもくねくねします。
そうなると、布製のキャリーバッグは安定力が弱いので、
とても入れにくく、時間がかかって、猫も人も悪戦苦闘です。
もちろん、性格的におとなしく、今まで布製のキャリーバッグで
問題の無い猫さんはあえて変える必要がありませんが、
今使っているキャリーバッグを変えたいと思っている場合は
上記のことを参考にしてみてはいかがでしょうか?
それから、これはうっかり見過ごしポイントなので、
お伝えします。
キャリーバッグにも寿命があります。
頑丈でしっかりした作りだと安心していたプラスチック製でも
経年劣化してくると、ロック部分や、ジョイント部分が
外れやすくなっていたり、どこかにぶつけた時に
本体にヒビが入っていたりと知らない間に劣化していることがあります。
なので、普段からのメンテナンスはもちろんですが、
キャリーバッグごと包めるような大きな風呂敷タイプの布や
大型の荷物用の袋などの用意してキャリーバッグをその布で包んでだり
袋に入れて運搬するのも良いと思います。
外が見えにくくなることで猫さんも安心しますし、
キャリーバッグを手持ちしていた時に留め金が外れて
バッグが開いてしまう心配もありません。
また、布製のキャリーバッグはファスナーの開閉部分に
劣化が見られることが多いので、長年使っている場合は
ファスナーチェックをお忘れなく。
これは私の実体験ですが、ファスナーが少し開いていれば、
猫は鼻先でそのファスナーを上手に開けることが出来ます。
我が家の長男猫だったのこじろうも、実家にいた猫も
閉まりきっていないファスナー部分に鼻先を持って行き、
上手にこじ開けました。
なので、油断大敵、いざ病院へ連れて行こうと思ったら、
キャリーバッグに不具合、なんてことが無いように、
定期的にキャリーバッグの使用チェックをすることをおすすめします。
今使っているキャリーバッグでのお悩みや
どんなタイプに買い替えたら良いかなど、わからないことがありましたら
いつでもでもねころんにご相談下さい。