ねころんブログ
猫の為にも人の為にも! 多頭飼育のすすめ
猫も人もHappyに、暮らし方のヒント: 2017/01/25
こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。
今回の記事は、今まで寄せられたご相談メールの中から選びました。
皆さんと共有したいなぁと、私が思ったテーマ、それは・・・「多頭飼育」です!
今から15年ほど前の私も、多頭飼育の初心者でした。
ですがそんなわが家も今は7匹の大所帯!
そして今、多頭飼育をされている方が、とっても増えています。
私の周りの猫仲間さんや、猫セミナーでご縁があった方、などなど・・・
これはとても嬉しいことなのですが、まだまだ多頭飼育について、
その素晴らしさを知らない方も多いです。
ねころんにも「多頭飼育」についてのご相談メールが、とても多く寄せられてきます。
さて「たくさんの猫を飼うって、大変なのでは?」と思う人も多いのではないでしょうか?
なので、先にデメリットからお伝えしちゃいますね。
「エサ代、トイレ代、ワクチン代、病院代が頭数分かかります」
以上。
私が感じるデメリットはこの位の感じです…少しアッサリしてますか?
この15年で多頭飼育の様々な経験をしてきましたが、
正直なところ、それくらい、多頭飼いのデメリットを意識することは、まったくないのです。
次は、猫の多頭飼いのメリットについて。
これには、3つあります。
まず、「変化に気づきやすく、食欲も落ちにくい」こと。
子猫の場合は日々体調に変化が起こりやすいので、
多頭飼育することで、飼い主さんは変化に気づきやすくなることは、大きなメリットです。
そして、子猫同士よく遊びますので、食欲が落ちにくくなります。
猫に寂し思いをさせることも無くなり、お留守番も安心ですね。
次に、子猫が「力加減を学ぶ」こと。
子猫は成長するにつれ、歯も大きく鋭く、噛む力も強くなります。
子猫は本来、母猫や兄弟猫とじゃれて噛み付き合い、噛み返されて初めて、
どの程度噛んだら痛いという事を学びます。
なので、飼い主さんに対しても、上手に甘噛みしてくれる、可愛い子に育ちます。
逆に、多頭飼いをしていない場合は、猫にとって楽しい激しい遊びの相手を飼い主さんがすることになります。
もしあなたが遊んであげないと、子猫は遊びの欲求が満たされないので、
ストレスが溜まってきますし、噛む力加減も分からないでしょう。
あなたも「イタッ」となってしまうかも知れません。
そうならないで済むのも、多頭飼いのメリットですね。
そして最後に、「猫同士がくっついて寝たり、じゃれてる姿はとても可愛い!!」こと。
これ、本当に癒されます、癒されまくりです。
私は嫌なことがあっても、家で猫同士が触れ合ったり、スヤスヤ寝ている姿を
見るだけで、心の中のモヤモヤがどんどん小さくなっていきます。
そして、この子達と暮らしている今を大切だぁと感じ、そんな気持ちに
させてくれる愛しい我が子(猫)達の存在をありがたく思います。
そして、この我が子(猫)達は可愛いので、写真や動画を撮って、撮って撮りまくり、
どんどんSNSにアップして載せまくる(笑)
ここ数年、SNSで我が子(猫)の画像、動画、記事を載せている方が
本当にたくさんいますよね。もちろん、私もその1人。
猫同士が一緒に寝ている姿や、並んでご飯を食べている様子、
可愛くて癒される、こんなに可愛い子達だから、世の中の皆さんに見て欲しい!!と、
思う方がたくさんいて私は本当に心強い、同じ思いです、私も!!
多頭飼育にはこんな楽しく、癒され、幸せになれるんです。
この幸せは…1度ハマったら簡単には抜け出せませんし、抜け出す気も起こりませんよ!!
さて、そんな状態をつくるためには、猫同士の引き合わせ方が、とても大切です。
初めての猫との暮らし、多頭飼育をする場合は、同じ母猫から産まれた兄弟猫2匹が
一番ベストですが、成猫の先住猫がいるお家に子猫が加わるという形もよくあるパターン。
大丈夫、こういう場合は、たいてい上手く行きます。
子猫同士の場合、同じ位の月齢の子を迎え入れると、
相性の心配はさほど無く、すぐになじむ事が殆どだからです。
子猫の社会化は生後3−9週齢に学ぶと言われ、この時期に母猫、兄弟猫、
人間と接触を持ち共に暮らす仲間とのコミュニケーションを学び、“絆”を築いていく時期。
この時期に、たくさんの人や猫と接すると成猫になってからも人見知りしない、
フレンドリーな性格になりやすいと言われます。
また、社会化期は自分を取り巻く周囲の環境を抵抗なく受け入れられる時期でもあります。
この時期に多くの刺激(音や振動、匂いなど)を経験しておくことで、
成長してから未知の刺激に出会ってもあまり怖がらず、
一緒に暮らしやすい猫になると言われています。
いかがでしょうか?
多頭飼育はメリットがいっぱい、デメリットは少し。
上手な引き合わせ方をすれば、先住猫とも仲良しです。
それでも不安な方は、いつでもお気軽にホームページからご相談下さいね。