ねころんブログ
備えておきたい、ねこの防災準備のこと
猫も人もHappyに、暮らし方のヒント: 2017/03/15
こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。
今年も3月11日が過ぎました。
あれから6年…もう6年…まだ6年…
今現在、何も不自由なく生活できている事に感謝して、 今こそ、準備が必要!!
そう思ったので今回は 防災のお話、1回目を。
日本は世界有数の地震大国。 テレビで首都直下や南海トラフ地震の特集、定期的にやっていますよね。
そんな番組を見るたびに心配になりドキドキしてしまう私ですが…
絶対に嫌だけど…もし…その日が来てしまったら…
皆さんは大切な我が子(猫)と逃げる、生き抜く為の準備をしていますか?
こんな風に言うと大げさに聞こえてしまいますが、 決して大げさなことではありません。
地震発生時に自宅で室内破損、その破損によるケガなどの被害が最小限ですむ為に、
最低限これだけは!!という事をまとめてみました。
1 室内の家具の転倒防止やガラスの飛散防止
・大物家具の転倒防止具や転倒防止伸縮棒の設置
・ガラス飛散防止フィルムを窓ガラスに貼る
・食器棚等の開き扉ストッパーの設置
・防炎カーテンの設置
見落としがちなのが、窓。
鍵が開いていると大きな地震の際に窓が開いてしまう事があり、
その開いた窓から猫が脱走してしまう事があります。
普段から防犯上の事も含め鍵の戸締りはしっかり行いたいですね。
2 猫用の避難袋の準備
・ キャットフード(食器も含む)
・ 水(ペットボトル)
・ 持病のある子は薬
・ 迷子になった時用の全身が写っている写真
人間の用の救援物資さえ、なかなか手に入りにくい状況時に、
ペット用品は 入手超困難品と考え、絶対自分自身で用意する必要がありますね。
3 余裕があったら持ち出したいもの
・ トイレ容器(折りたたみ式のタイプがあります)
・ 猫砂
・ ペットシーツ
・ バスタオル
最小限と言ってもこんなに必要なものがどんどん出てきてしまうのが現状。
特に多頭飼育しているお家はキャットフードとお水の確保だけでも大変!!
と 思ってしまいますよね、わが家もまさにそこが考えどころです。
各ご家庭ごとにこの避難準備品はセレクトして、我が子(猫)が困らない
ラインナップを日々考えておきましょう。
猫を入れたキャリーバッグを持ち、人間用、猫用の避難袋を持ち、
移動する必要が出てくる事だって考えられます。
以上が、地震発生時に、最小限用意しておきたいことになります。
そして、その移動先のお話。
皆さんは災害時の避難場所は決まっていますか?
私の住んでいる地域は特にこの住所の人はこの避難場所と決められておらず、
その時に行ける避難場所に行けば良い、となっています。
昨年、私の住んでいる区で「猫と防災」というテーマの講演会があり、
その時に区の職員の方から
「基本、お家の猫ちゃんと一緒に移動、避難して下さい。」
「建物の安全が確認されたお家は避難所には行かず、お家で猫ちゃんと生活を続けて下さい。」
というお話がありました。
家の損壊が激しく住めない場合は、猫と一緒に避難所に行く事になります。
阪神淡路大震災の時にはペットを連れての避難所生活はとても難しい事だったそうですが、
東日本大震災、熊本地震の時にはペットスペースが出来た避難所もあったと聞いています。
とは言うものの、どの避難所でもペットスペースがあるとは限りません。
今ご自分がお住いの地域の避難の仕組みやルールを前もって知っておく事はとても大切です。
お住いの区役所、市役所のホームページでもチェック出来ると思いますし、
環境庁が出しているパンフレット
「備えよう!いつもいっしょにいたいから」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2309a.html
ホームページからダウンロード出来ますので、興味がある方は参考にしてみて下さい。
防災の事って考えるとちょっと気も重くなりがちですが、
やっぱり自分で守るべき我が子(猫)の事を考えたら行動あるのみです。
私もわが家に適した避難準備品、見直し中です。
大所帯ですから…考えて、考えて、考え抜きます!!
防災について新しい情報が出てきた際にはこのメルマガで共有できればと思います。
また、1度にはお伝えできない事も多いので、次回も防災の話、第2回目を予定しています。