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病院でのマナーは、あなたのねこを守ります

気になる世の中の猫ばなし: 2017/06/22

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

今年もご近所の紫陽花が色とりどりきれいに咲き始めました。

私の中では 「紫陽花=梅雨」 お天気が不安定な日も多いですが、

たまには紫陽花を見ながらゆっくりお散歩も良いかなぁと思っています。

 

さて今日は、先日実際私が目にした出来事をお話しします。

 

その日、動物病院の待合室には、数名の飼い主さんがキャリーバッグを持って

順番を待っていました。

そのうちの1匹の猫がずっと大きな声で鳴いていました。

これは待合室ではよくある事ですね。

 

でも飼い主さん的はこの大きな鳴き声が周りに悪いと思ったのでしょう、

キャリーバッグを開け、猫を抱っこしようとしました。

でも抱きかかえた直後、猫エリアの隣の犬エリアの待合場所から、犬の大きな吠える声が。

猫はびっくりして、飼い主さんの腕から飛び出してしまいました!

一瞬の出来事で、飼い主さんも、見ていた私もびっくり。

 

ただ幸いにも、猫が逃げ込んだのが棚の下だったので、

すぐに捕まえてキャリーバッグに戻す事が出来ました。

今回はたまたま棚の下に隠れてくれたからすぐに捕まえる事ができましたが、

パニックを起こし待合室中を走り回る事だって考えられますので、危ないところだったのです。

お家という安全な縄張りから出てしまっている猫は、緊張感や怖さでいっぱいです。

その上、動物病院では色々な人、猫、犬に会う事になります。

猫にとっての縄張り外の場所で、普段聞かない犬の吠える声を聞いたら…

飛び出して逃げるのも当然ですね。

 

でも、キャリーバッグにさえ入っていれば、猫は「安全」だと感じてくれます。

だから、猫を動物病院で、「猫はキャリーバッグに入れてください」というのは、

マナーというよりも、猫を守るためにあるのですね。

 

お家にいる時の穏やかな状態ではないという事を頭に入れ、大切な我が子(猫)に

大きなストレスがかかり過ぎないよう、キャリーバッグからは不用意に猫を出さない。

これで猫も安心、飼い主さんも安心です。

 

通院時の困りごとや動物病院のお悩みやご心配がある方は

いつでもサイトのご質問のコーナーよりお気軽にご連絡下さいね。

 


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