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猫たちがケンカした!それ、実はじゃれあっているだけかも

猫と暮すノウハウ: 2017/11/02

こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。

 

先週末からの台風22号、2週連続の台風話からのスタートになりました。

皆さんの地域は大丈夫だったでしょうか?

今朝の気象情報で日本全域に暴風または強風注意報が出ていました。

空は青空ですが、強風が吹き荒れていますので、どうぞお気をつけてお過ごし下さいね。

 

さて、今日は室内多頭飼育の猫同士のケンカやじゃれあいについてお話しします。

 

猫のケンカ

まずは…皆さん、外で猫のケンカの声、何度も聞いたことありますよね。

野良猫は縄張り争い、メス猫を巡るオス猫同士の争い、エサ場争いなど

理由はいろいろあります。

 

でも本来、猫は無駄なケンカや争いを好みません。

なぜなら外で暮らしている野良猫の場合、ケガが命の危険に

直結することがあるからです。

たとえケンカに勝ったとしても、ケガをしてその後自由に動けなくなったり、

ケガが元で命を落としてしまっては元も子もありません。

なので、強い子でも本心ではケンカはしたくない、ケガをしたくないと思っています。

 

家猫がケンカ?じゃれあい?

野良猫ですら、そのように無駄なケンカを避けて通っているわけですから、

安全なお家の中の子たちはどうなのでしょうか?

家の中をダッシュしながら追いかけ、取っ組み合う。

大きな鳴き声をあげたり、シャーっと威嚇したり。

一見大きなケンカが始まったしまったように見えますが、

これは「ケンカごっこ」や「激しいじゃれあい」の場合がほとんどです。

 

多頭飼育に慣れていると、また始まった…とさほど驚きもせず

見守れますが、多頭飼育の期間が短かく慣れていない時期は、

人間の方がこの激しさに驚きます。

 

私も最初は本気のやばいケンカだと思い、かなりビビりました。

でも今は、「まったく、もう〜」くらいな感じになりましたが…

これも歴代の子達が私を強くしてくれたおかげです(笑)

 

一緒に暮らしている猫達はこのじゃれあいをしながら、お互いを認め合い、

関係を築き上げて行くとも言われています。

特に血縁関係の無い子達が暮らしていく為には必要なものだと私は思っています。

お互いを猫パンチ、猫キックで攻撃したり、威嚇することはありますが、

小競り合いで終わることがほとんどです。

 

時には引っ掻き傷が出来たり、毛が大量に抜け落ちたりする事もありますが、

我が家ではこの20年近く、血を見るケンカはありません。

住み慣れたお家の中であれば、お互い逃げて隠れる場所はあるはずですし、

じゃれあいが始まった時に中途半端に仲裁するのは

やめた方が良いでしょう。

 

猫のケンカをとめる方法

それでも完全室内飼育の猫でも野生の本能は残っています。

じゃれあいがエスカレートしてしまい、これ以上はケガをしてしまい

そうになったら、仲裁が必要になります。

相手は愛しいうちの子でも鋭いキバ、尖ったツメを持っていて、

エキサイトしています。

 

いくら普段、懐いているうちの子でも素手で応戦しようなんて思ったら

大ケガをする事になりますから、絶対にエキサイト中の猫達の間には

手や足を出さないようにして下さい。

 

そんな時に有効な手段は

  • 霧吹きで水をかける
  • 大きな音を出す
  • 2匹の間をダンボールなどで遮る
  • 当たっても痛くないもの(タオルやブランケット、柔らかいぬいぐるみなど)を2匹の間に投げ入れる

そうすると、一瞬、動作が止まり劣勢になっている方の猫が逃げ出すことが多いです。

私個人的には霧吹きでお水をかけるのは結構効果的なのでオススメです。

 

じゃれあいの数分後、さっきまで取っ組み合いをしていた2匹が

一緒にご飯を並んで食べ、その後一緒のソファに寝る…

なんてこともよくある事です。

 

まとめ

猫同士のコミニュケーションでもあるじゃれあいを見守る事も大切です。

多頭飼育の相性、じゃれあいのお悩み、ご質問がありましたら、

いつでもHPよりご相談下さい。