ねころんブログ
よく見て観察、猫の嘔吐
猫の健康のこと: 2018/05/31
こんにちは、ねこ生活アドバイザーのかばきみなこです。
関東地方の梅雨入りは6月の上旬が多いようですね。
雨や湿気の多くなる季節は猫にとっても嫌な季節。
特に子猫や高齢猫は体調の変化を見逃さないようにしましょう。
今日は猫の嘔吐のお話を。
猫は健康な時でも、毛玉を吐き出したりすることから、
よく吐く生き物と考えられています。
そのため、猫が吐くのは日常的なことと思いこんでいませんか?
じつは体調不良での嘔吐もあるので、普段から我が子(猫)を
観察して、少しでも異変に気付いたら病院を受診しましょう。
猫が嘔吐したときには、いくつかポイントを注意して見るようにしましょう。
・吐いたタイミングや時間(起きた直後や食事の前後など)
・吐いた回数や頻度(後でわかるようにメモを取るのも有り)
・吐いた後の体調(グッタリしていないか)
・吐き出した物の内容(メモしたり、写メで撮ったり)
・吐く前後の咳やよだれの有無
病院へ連れて行くタイミングもなかなか決めにくいですよね。
これもポイントとなる項目を挙げてみます。
お家でしばらく様子をみても大丈夫そうな場合。
・食欲が落ちていない
・吐く回数が週に1回以下(月に1〜2回)
・体重が減っていない
・便秘や下痢をしていない
・吐いた後ケロっとしていて元気がある
病院で受診が必要な場合。
・激しく何度も吐く
体力を消耗するだけでなく、脱水症状が起きてしまうので、
原因を見つけるためにも病院へ
・吐こうとするの吐けずよだれが出る
異食誤飲の可能性もあるので、病院へ。異食のクセのある子は要注意。
・嘔吐物に血が混じっている
消化器の病気が疑われますのですぐに病院へ。
写真を撮って獣医さんに見てもらうのも有り
ちなみに便秘の状態が続くと気持ち悪さから嘔吐が続くことがあります。
我が家の18歳猫のちぃちぃも便秘気味でウンチが思うように
出ないと嘔吐が始まり、嘔吐が続くと脱水して、輸液をすることに。
腎臓病闘病中なので脱水は禁物、便秘対策は嘔吐を避けるために
不可欠なので、サプリや胃腸運動のお薬、便通を促すフード、
あの手この手で頑張っています。
嘔吐についてご質問やご相談がありましたら、
いつでもねころんにご連絡下さい。